ヘタミュ 感想

Twitterのプライベッター機能にばーーっと書いたのをコピペ移動しただけです。
ミュージカルや2.5次元が苦手という方は回れ右です。いきなりヘタリア話で申し訳ないです、前の記事で再熱と言っていたのはこのジャンルです。どっぷりです。久々にミュージカル見れて楽しかったです。再演あったらライビュしてくれないかな〜。

忘れない内に…ヘタミュ26日昼!!!!地方なのでニコ生でチケ買って見ました。楽しかった!!!!
あれコメントしながら見れるんだね!!?ミュの一挙放送は見たことあるんだけどチケ買ってまで、はヘタが初めてだったのでリアルタイムでコメできるんだ、とびっくりした!!!コメントも結構流れてて、でもコメすると話追いつけなさそうだからギャグのとこだけコメして他は見るのに徹底しました。まあコメしてなくても凝視するのに必死で案の定今頭パーーーだけどね!!
あくまで「ミュージカル」のヘタリアの感想なので、原作とは別にみてること前提で書きます。本当に2時間ちょっとでぎゅうっと詰め込んだから展開が早い。コメにも流れてたけど世界史ミュージカル。歌詞が教科書に書いてありそうなことまんまなので演じない場面は歌で流していく感じ。殺伐とした雰囲気が流れても演者さんがアドリブしたり変な台詞ちょくちょく挟んだりしてきて、「ああ、この感じがヘタリアだなあ〜」と。ふざけずシリアスだけ!だったの倉庫掃除と神聖ローマ関連ぐらいじゃないかなあ。
検索すると皆おっしゃってるけどヘタリアの初期っぽさあります。「国」らしさが出まくってて国してるなあ!って何度も思った。「してる」って言い方ちょっとおかしいかもしんないけど、原作と違って歌にして展開を言うから余計そう思うのかな。原作はそこらへんちょっと柔らかくして擬人化なわけだから人間らしさの情も表に出してるけど、ミュはそれより「国」が強い。まったくないわけじゃないんだけどね。
歌は本家の曲になっちゃうんだけどドイツに捧げる歌を2回にああやって分けて歌うの良かったなあ。
ミュの曲だったら贔屓入ってるけどにいちゃんとあめりかのやつ…。もう頭にないけどあめりかのやつ合いの手っぽい??のがあって良かったんだよなー。
最後のメドレーのまるかいて地球はもう懐かしくて…!!!各キャラのアレンジで歌って踊ってて、アメリカめっちゃ気軽で良かったよお…ほんとアメリカが踊ってる…
話の展開は上手くかける気しないので省略して、キャラとキャストの感想をまとめてだったり特に印象残ったキャラは一人ずつ。偏りひどいよ〜〜〜〜

◯イタリア
なみかわ〜〜〜〜〜〜〜!!!!!アナウンスもイタちゃんだったんだけど声の柔らかさと喋り方がほんっとCVなみかわ!!!!!舌ったらずな感じとかイタちゃんで、特に「どいつぅ〜どいつぅ〜」がほんっと本人。叫んだら掠れる時もあってそこすらかよ!!!!ってなった。
思えば一番叫んでたのはドイツだけど一番ちょこまかちょこまか動き回ってたのはイタちゃんだったな。上るわ、回るわ、会場行くわ、白旗振ってる時が一番止まってた。客席に「どこからきたの〜?」で神奈川って言われて、「俺知らないや〜」の流れは笑った。17歳…?だっけ、でまだまだこれからっぽい子なのにアドリブも結構ちゃんとしてて、可愛かったなあ。
神聖ローマのとこは…!!!ヘタミュの役者さんは皆叫び演技がいいね。神聖ローマ!も、どいつー!も。あと神聖ローマとちびいたちゃんは人じゃなくて人形みたいな、パペット演出なんだけどそういうとこも変にリアルすぎなくて可愛く、でも切ない、って感じが出てた。神聖ローマ声まで似てたわ!!
番号!のにゃあー!萌えた。

◯ドイツとオーストリア
つ喉飴
ずーーーーっとドイツさん叫んでたね。んで、ずーーーと出ずっぱりでした。状況と話が話なので納得なんだけど何かと巻き込まれて振り回されて借金あって友達作ったり作れなかったり同盟組んで犬をかわいく抱っこしたり。
ミュのドイツさん原作のような、几帳面や堅物なイメージをあんま抱かないのはなんでだろうな。もちろんイタリアを叱ったりしてるんだけどずっと戦うことに必死になりすぎてて、というかそういう場面が多すぎなのかなあ、どっしり感はない。でも最後の方にかけてのお花夫婦のところの絡みが…好きで…「なんで俺に付きまとう、なんで俺に歌を作る…」っていう心の叫びが好きです。やっぱメインはこの二人って感じがしたなあ。神聖ローマが消えてイタリアが倒れる後にドイツがくる演出は、あれ狙ったのかな。その後イタちゃんがドイツさんに抱き留められて10秒ぐらい見つめ合うんだよーー!!!!!好き。
オーストリアさんは後半出番ないの残念だけど出番の時はとても優雅だしさすがの歌のうまさ!!!!!菊池だから期待してたけど期待以上だった。菊池自身の歌い方がオペラっぽいからオーストリアさんお似合いすぎるんだよなあ。
エアピアノなのにそれを感じさせない歌の存在感と美しさ。私にはピアノ見えてたよ…というかオーストリアさん台詞より歌のが多かったんじゃないの?ってぐらい出番来るたび歌ってたね。多分舞台上で一番キャラブレてなかった人。

◯日本
に、肉じゃがの歌かわいすぎかよ〜〜〜〜〜〜!!!!花舞ってたよ!!!あの瞬間花が舞ってた!!!!割と八つ橋抑えられてないとこが多かったのが初期の日本っぽくて(特に中国に対して)、でも今みたいな丁寧な美しさがあるというか…同盟がどっちとも強引なのは笑ったな。肩に手かけられたり腕引っ張られたり、でも最終的にノッてるのが笑えます。日と英の、勢いが足りないクッソ!!の伝授??で、本来なら真似しないとこ真似してはっちゃけてて、あれ多分アドリブだよね???植ちゃん笑ってたし。イギリスもぽかーんしてて余計笑えました。
日本さんちっこいけど割とむっちりしてたよね。いや太ってるとかじゃなくて軍服がぴったりだからなのかな、体型まで日本人って感じだった。
日の丸の旗抱きしめて国が通り過ぎていくとこ演出としては一番好きです。
最後のまるかいて〜が一番高橋さんの歌声に似てた!!!扇子良かったなあ。

◯アメリカ
自由アンド自由!!!!!アドリブ酷い!!!!!けどア、アメリカ〜〜〜〜〜〜〜!!!!ってなる。
よく分からないと思うが見た私が一番分からない。ほんっと自由で特に前半のアドリブは毎回ただのりゅーこ。後半に続く!とドイツのお尻とジュースと世界恐慌!って思い出すだけでこんだけあるからね!!!まだあるからねアドリブ!
話がWW1〜WW2からで前半ほぼ出番がないので、後ろで踊ってるだけだったんだけどじわじわ中立立場だったアメリカが参戦して最終的に真ん中で正義の鉄槌を!!!って言いながら立ってるとこがほんっとアメリカだった。なんていうか原作のアメリカは強い(物理)って感じなんだけどミュは強い(物理)(威圧)って感じ。凄く弾んだ声で何も溜めることもなくただ反対意見は認めないぞ!って言うのに逆にそれが浮きすぎてて怖い。
原作じゃアメリカって戦争の話はギリギリどころかふわふわしてて白いのに、ミュだと日本足止めしたり追い詰めたり、ヘタリアの「アメリカ」ってここまでやっていいんだ…!!と可能性を見ました。でもあの足止めのとこでギリギリのとこまでいくとその後の100回参るのかい?で、ギャグ入れたり、と危ないとこまでいったらちゃんとふわふわな感じ出してて前後のアドリブも合わせてバランスが良かった。
あの足止め怖かったね〜〜〜〜〜「おっとぉ、どこ行くんだい?日本のおもてなしはまだ終わってないだろ?」って。目の前で言う演出でもよかったんだけどカメラさんがこたつから下りた日本の顔から映してアメリカが後ろ姿だけなのほんっと良かった…その後淡々とみかんか何かむしってたのがこわい〜〜〜〜〜超大国様…!
対比して上でお花が叫んでんのがもうね…今までアドリブと過去とでシリアスだったのにここでいきなりズシンと「アメリカ」らしさと重量感出してくんの卑怯だよ…今までずいぶんおちゃらけてたからか、こういうのが余計生きるんだろうとも思うし、ただ自由なだけじゃなくて要所要所でこういうところもあるんだよ!な感じで倉庫掃除とか足止め場面入れてくれたのは脚本に感謝。
あと周りがアニメや声優さんの真似というか似せてる中、りゅーこは特にせず喋り方だけで貫いてた。もちろん似せたりも全然いいし感動するんだけど、「あくまでミュージカルのヘタリア」を見たいってところもあるから私は別に似せなくてもいい派なのでたっぷりりゅーこなりの解釈の「アメリカ」で好きです。でもアドリブの時はもうちょっとだけキャラには寄せてほしいところもあるかなぁ。「自由にやってください」って言われてるらしいし、アドリブはともかく日替わりもアメリカがいるとこばっかなのでそういうのを求められてるんだろうなあと思いますが…。
あ、倉庫掃除の「あんなに大きかったのに…」は似てたね!!!?すき!!!!!

◯イギリス
ろkkkkkkkkkkkkkkkkk!!!!!!!!!ずっとロック!!!!!!ずっとヤンキー!!!!
何か暴れヤンキーみたいになってたね…初期のアルマダ漫画のゲスイギリスを少しやんちゃっぽく馬鹿にした感じかなあ。声というよりは喋り方が杉山さんに似てる。杉山さんの声って叫びながらも声が籠ってる感じあるんだけど廣瀬のイギリスはずっと尖がってて元ヤンどころかほんと現役してて出てくるたび笑えてしょうがなかったです。
半ば強引に日に「同じ島国ならロック魂〜」(うろ覚え)言いながら押せ押せなのやばい。イギリスって日本に対しては普段より柔らかくて、頼むのも質問するのも遠慮しがちででも言う、みたいなイメージ最近はあったんだけどミュはほんと「やろうぜ!!!!!!!!!!!!!!!」って感じでこの遠慮ないのも新鮮っちゃ新鮮かなあ。
なんだろう、イギリスのあらゆる面倒くさい性格から「ヤンキー」の部分だけを取っちゃったみたいな。ファンタジー要素も皆無だし。
日の肩に手かけてピースもほんと金貸してくれやの兄ちゃん。
でも、倉庫掃除の小さい子米に話しかけてるとこは声はいつも通り荒いんですけど言い方優しくなってて…この…ギャップを…!!!!ぜひ楽しんでもらいたい。
廣瀬はアドリブしてる印象なかったな〜寧ろアドリブにひっかきまわされててHERO参戦の呼びかけの時に「ストロー噛んじゃう」みたいなりゅーこのアドリブに笑ってて、その後も声が上ずってて笑顔可愛かった。

◯米と英
米と英シーンといえばHERO参戦でイタリアが捕虜されてそんなのは痛くもない!のハモリが良かったのと歌の時によく見えなかったけどアメリカがイギリス蹴った…?踏んだのかな?のもう一度よく見たい…台詞2回ほど取られてたのかわいかったなー。コメでも言ってたけどヤンキー兄弟感強い。でも忠実強めにするとほんとそうだから言い返せないからなあ。
フランスが序盤に弟の意見にも反対〜とか倉庫掃除の時のイギリスに育てられた!最後の〆のアメリカは自由ある、あの兄に育てられたら〜みたいな、原作より何かアメリカはイギリスの「弟」って言われてることが多くて新鮮でした。原作も「弟」って表現してるけどここまで言われてなかったような…。
倉庫掃除はね〜〜〜世界恐慌の流れで掃除し始めるんだけどこの場面までアメリカがアドリブばっかだったのでシリアスとの温度差…!!!やるとこはちゃんとやるりゅーこ好きだよ。割と原作の台詞も応用しながら足されてる台詞も多かった。歌で「イギリスに全部教わった、食べ物もファッションも」とか、この台詞がまんま私が小さい頃の英子米に抱いてるイメージまんまだったのでこの台詞嬉しかったなあ…。イギリスが「なのになんで…」で振り向いたらアメリカが立ってるのと「挑め!!!」のイギリスの表情が切なかった…
あと一番萌えたのがドイツの情報日記みたいなん見つけた時にここでもアドリブでHEROかっこいい!とかジャケット脱いだら結構華奢だって言いながらジャケ脱がされるんだけど(これも脱がしたのイギリスでやばかった)、フランスが話進めた後にイギリスがアメリカのジャケ着せてあげてて!!!!!!
頭パーーーーーーーンしました。なにしてんのーーーーーーーもお〜〜〜〜〜着せるの手伝ってあげるイギリスやばかった…。

◯フランス
うわーーーーーにいちゃんだ〜〜〜〜〜!!!!
ほんっとずっと兄ちゃんだったとしか言いようがない。はまり役だと疑ってなかったので見る前から一番期待してて、それを軽々越えてくれました。ほんとずっと兄ちゃんなんだよね。限りなくじゅりなんだけど、兄ちゃんなの。アドリブしてても演技してても、ずーーっとフランス兄ちゃん。
声は似せてない方だったんだけど叫び声とか喋った後に抜ける感じがまんま小野坂。原作で既に小野坂が自由に演技してるとこあるからそういう意味でもやりやすかったのかなあと思うけどあの演技で華麗さも保てるのはほんとフランス兄ちゃんだなあと。
割とりゅーこの次ぐらいにアドリブ多かったよね??アドリブっていうか演出に突っ込み入れたりとか。フランス兄さんだよー!って出てきたり会議で薔薇舞かせたり、安定感はずっとあったなあ、さすが最年長。何かじゅりが出ると安心するんだよね、経験ある人だからだろうけど。笑うところでもただ笑えるだけじゃなくてフランス兄ちゃんすぎて笑える、って意味も入ってるんだよ。ほんっとずっと兄ちゃんだった。
最高だったのが箱に詰められたイタリアを引っ張り出す時に連合のアドリブ場面があるんだけどフランスがイギリス捉えて「こいつと結婚するんだ!」って言っててこれ多分原作のカレンダーネタだよね??ここまで出してくれたじゅりに感謝しかない。パンジャンドラムいじってたのも可愛かったな〜。

◯ロシアと中国
なんていうんだあの踊り…、手を組んで前にして飛び跳ねるやつ…何の踊りか分かんないんだけど可愛かった…あの踊りマフラーが映えるからいいよなあ。
思ったのがロシアさん原作よりなんだかあんまり怖がられてなくて、時代が時代だからかもしんないけど割と突っ込み入れられたり叩かれたりしてていい意味で全然浮いてなかった。原作じゃそりゃ小さい頃とか上司からはいじめられてたり無茶ぶりに振り回されてるとこあるけどそういうとこだけだから、ミュのロシアさんは原作とはまた別の意味でふんわりしてたな。
中国さんはあのしゃべりのまんま歌えるのがすごいね…!!声だけじゃなくて喋り方の演技も声優さんからして特徴的だから真似するの難しかっただろうに、ちょっと甲斐田さんより太めの声で再現してて良かった。
何かと歌で日本さんにケチつけてて言い返してる日本とそのたびに文句言ってる中国さんが笑えました。というかずっと我の場所あるよ!!!我の場所あるよ!!!出ていくよろし!!って言ってた気がする。台詞少しなのに歌でドイツさんの膝の上乗ってたのシュール。
この二人は寒そうにしてる中国さんに何か飲ませるとこ面白かった。ひっぱ叩かれてたよ!!!

あと体型に関して言うとずっと廣瀬イギリスのほっそい体見てました。でもひょろすぎて小さいって感じでもなくてそれなりに身長はあってでも細い、みたいな私の理想のイギリス。腰のとこでちょっとぼこっと細くなるのと、でも足はがっしりしてる感じ!!衣装のせいかもしんないが!!!
アメリカは自身もネタにしてる肩幅と横から見たときの男の足〜〜〜〜〜!!!!包容力あるよ絶対…SUKI…

取り敢えず一気に書きたかったのはここまでかな??また思い出したら付け足すかも。
あっ最後のカーテンコール挨拶りゅーこで…ありがとうございました!!!!!廣瀬のお父さんと写真撮ったのね〜〜〜〜ヘタリアのLINEグループって仲良いなあお前ら。